ピュア・ストレージ、次世代 VMware vSphere Virtual Volumes のサポートを発表 

【09.11.2024 JST】ピュア・ストレージは、VMware Cloud Foundation 9 での提供が予定されている次世代 vVol をサポートし、エンタープライズにおける VMware 環境にシームレスな統合とクラウドライクな拡張性をもたらします。

VMware vSphere Virtual Volumes 

先日米国ラスベガスで開催された VMWare Explore において、ピュア・ストレージは、次世代の VMware vSphere Virtual Volumes(vVol)をサポートする予定であることを発表しました。この次世代 vVol は、VMware Cloud Foundation 9(VCF 9)の一部として提供される見込みであり、ピュア・ストレージによるサポートは、一般提供が開始された時点からとなります。ピュア・ストレージは、VMware 環境におけるエンタープライズグレードのストレージ・ニーズに対応するというコミットメントを強化しており、その一環として次世代 vVol をサポートすることで、エンタープライズにおけるストレージ運用を最適化し、モダン・アプリケーションおよびワークロードの進化に応える性能・拡張性・データ保護機能を実現します。 

エンタープライズのニーズの進化に対応

次世代 vVol の主な目的は次の 3 点です。

  • ストレージ・プラットフォーム全体で一貫性のある最適化されたユーザー・エクスペリエンスを提供すること
  • AI/ML ワークロード、クラウド・サービス・プロバイダのデプロイメントをはじめとする大規模な最新のユースケースに対応すべく vVol を進化させること
  • VMware Cloud Foundation (VCF) と完全に統合すること

ピュア・ストレージはこれまでも、vVol API の最新バージョンをサポートし、実績を積み重ねてきました。ピュア・ストレージは、次世代 vVol のサポートに必要な VASA バージョン 5 および 6 の両方の認定を取得した最初のストレージ・パートナーであり、このことは、ピュア・ストレージが常に最新のテクノロジーを追求していることを示すものです。ピュア・ストレージは引き続きテクノロジー・スタックの最新化に尽力し、エンタープライズ・ニーズの進化に応える最先端のソリューションを提供します。

次世代 vVol のサポートにおけるピュア・ストレージのコミットメントは、vVol 環境のための比類のないストレージ・ソリューションを実現し、お客さまに次のようなメリットをもたらします。

  • クラウドライクな拡張性:エンタープライズグレードの VMware 環境に、クラウドライクな柔軟性の高い拡張性を提供します。従来型のストレージ・システムでは、十分な性能とホストの拡張性が得られません。これは、ファイル・システムの制限によるものです。一方、ピュア・ストレージは、大規模なホスト・アクセスを可能にし、お客さまのイノベーションや成長の妨げとなる制限を排除します。
  • 比類のない高性能:vVol のストレージとしてピュア・ストレージ製品を使用することで、VMware 環境の安定性、信頼性が高まると同時に、高性能が実現します。お客さまにおける事例でも、データベースのリストア時間を数時間から数分に短縮できたという実績が示されています。
  • シンプルなストレージ管理とプロビジョニング:vVol による細粒度の制御および、ポリシーベースのストレージ管理機能と、ピュア・ストレージによる業界屈指のストレージ管理インターフェースの相乗効果により、ストレージ管理の負荷が大幅に軽減し、IT 部門は、ビジネスの成長とイノベーションにつながる重要な業務に注力できます。

ピュア・ストレージ アジア太平洋・日本地域担当 VP 兼ゼネラル・マネージャー
ネイサン・ホール(Nathan Hall)

「ピュア・ストレージは、VMware テクノロジー・アライアンス・パートナーとして 10 年以上の実績があります。VMware との連携を通じて、お客さまが、仮想インフラと、基盤となるハードウェアから最大の価値を創出できるよう支援してきました。日本・アジア太平洋地域の VMware のお客さまとの会話から、パブリック・クラウド、ハイブリッド・クラウドへのデプロイメントおよび、データ保護、Kubernetes、仮想化などの機能において、ピュア・ストレージがもたらす価値が実証されています。今回のアップデートにより、最新の VMware テクノロジーを含む VMware 環境のサポートが可能になることをうれしく思います。」

VMware by Broadcom vSphere プロダクト・マネジメント担当 VP
ポール・ターナー(Paul Turner)氏

「お客さまがプライベート・クラウド・プラットフォームとして VMware Cloud Foundation を導入する際に、私たちは、ソリューションのエコシステムを通じてお客さまのニーズに対応しています。エコシステムには当然ピュア・ストレージが含まれており、それぞれのお客さまの要件に柔軟に対応するソリューションとして貢献しています。ピュア・ストレージが VMware Cloud Foundation 9をサポートすることで、お客さまは、自社のデータ・センターで、先進的なストレージ・ソリューションによるシンプルかつ完全なクラウド・エクスペリエンスを実現できます。」

Navigating changes at Broadcom VMware by modernizing your virtualization strategy for future flexibility, certainty and scale

ピュア・ストレージは、VMware by Broadcom ソリューションを利用するお客さまに、シームレスなデータ・エクスペリエンスを提供します。

カイ USA IT マネージャー
カール・ウォルコット(Carl Wolcott)氏

「ピュア・ストレージとのパートナーシップによって、性能、安定性、データ保護に関する重要な要件が満たされました。まさに、VMware 環境のゲームチェンジャーです。ピュアの vVol サポートによってデータ・アクセスが大幅に高速化し、リカバリ機能およびスナップショット関連の機能が向上しました。今回の統合によって、インフラの最適化だけでなく、待望の予測可能性が実現し、さらに、効率性、信頼性の安定維持が可能になりました。ピュア・ストレージは、私たちが現在取り組んでいるインフラのモダナイズにおいても、重要な役割を担っています。」

テキサス A&M 大学 エンタープライズ IT テクノロジスト
ヒース E・サイモン(Heath E. Simon)氏

「ピュア・ストレージの導入によって、テキサス A&M 大学の VMware 環境が最適化し、性能、効率性、信頼性を犠牲にすることなく、安定性とコストの予測可能性が実現しています。ピュアの革新的なプラットフォームと、開発や統合における VMware との緊密な連携は、製品機能、サポートの卓越性、堅牢なパートナーシップのベンチマークとなり、シームレスな IT 環境の構築・運用に貢献しています。」


Pure Storage、Pure Storage のロゴ、およびその他全ての Pure Storage のマーク、製品名、サービス名は、米国およびその他の国における Pure Storage, Inc. の商標または登録商標です。その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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