People of Pure:ラルフ・ロンジオ

【02.21.2022 JST】製品マーケティング部門のデジタル・エクスペリエンス・チームでテクニカル・ディレクターを務めるラルフ・ロンジオ(Ralph Ronzio)は、Digital Bytes の主宰や Pure Report のレギュラー、Pure ブログの投稿者としても活躍しています。

People of Pure:ラルフ・ロンジオ

16分

ピューリタン(ピュアの社員)のカリスマ的存在であるラルフにまだ直接会ったことがないという方も多いかもしれません。でも、ラルフのフル HD や 4K の映像は Web 上にたくさん見つかります。ピュアの YouTube チャンネル Digital Bytes や、ラルフ個人の Retro Ralph などのメディアを通じて、彼の足跡をぜひチェックしてみてください。

そもそも、ラルフの原点はどこにあったのでしょうか?ラルフをピュアへと導いたものは何だったのでしょうか?いつもの映像からはうかがい知れない裏側に迫ります。

Retro Ralph(レトロ・ラルフ)の正体

製品マーケティング部門のデジタル・エクスペリエンス・チームでテクニカル・ディレクターを務めるラルフは、Digital Bytes の主宰や Pure Report のレギュラー、Pure ブログのゲーム関連記事の主たる投稿者としても活躍しています。

ポストセールス・エンジニアとして実装を担当しました。しかしまもなく、自分は舞台裏の仕事よりも人前に出る仕事のほうが向いていると思うようになります。さっそくプリセールス・エンジニアに転向したところ、まさに自分にぴったりな仕事だと確信したのでした。「どのテクノロジーをどのように利用すれば複雑な問題が解決できるのかを説明するのは実に楽しいことでした。管理職になる決断をするまで、その仕事を 8 年間続けました。」

ピュアが業界で頭角を現し始めたころ、ラルフはピュアからの誘いに応じます。「ピュアは高い目標を掲げていました。データ・ストレージの分野を根本から変革するという目標です。これはおもしろそうだ、参加したいと思ったのです。」それ以来、ラルフは多くの人を直接サポートできるようになりました。やはり舞台裏には向いていなかったようです。

ピュアへの注目を高める

ピュアでは、情報発信手段の一環として、YouTube チャンネルをはじめとするソーシャル・メディア・プラットフォーム向けのコンテンツ制作があります。ラルフにとって、このことが、多くのオーディエンスに知ってもらい、影響力を発揮できるよい機会となりました。「プリセールスの業務では、通常は担当地域が割り当てられます。自分の手が届くのは、基本的にその範囲内に限られます。一方、今の仕事では、コンテンツを制作すれば、何百万人ものオーディエンスに見てもらえる可能性があります。」

多くの人に見られることは、ラルフの気を引き締め、ピュアのテクノロジーに関するコンテンツを最新のものに保つことにもつながっています。「情報発信のプラットフォームは日々進化しており、人々がコンテンツを利用する方法も目まぐるしく変化しています。この仕事では、最も影響力があり、多くの人に届き、ピュアへの注目を高められるプラットフォームを選択できるのです。」

ラルフとピュアに共通する「テクノロジーへのパッション」

ラルフは子供のころ、レトロ・ゲームやセガ・コンソールよりも前に、コンピュータを手に入れました。テクノロジーに対するパッションは、そのころから全く変わっていません。「親戚にエンジニアがいて、いつもコンピュータのことを教えてくれていました。彼は自分が持っていた最初のコンピュータを私にくれました。コモドール 64 でした。私がテクノロジーに取りつかれたのは、それを手にした瞬間からでした。」

ピュアの創造性とチームワークの文化に触れるうち、ラルフはそのようなパッションを持つのは自分だけでないことに気づきます。「私はいつもピュアの製品は優れていると言っていますが、特別な製品を作り出しているのはそこで働く人たちです。テクノロジーへのパッションが、全ての部門、業種にみなぎっています。経営トップをはじめとするリーダーは、ピュアの文化の中核であるこの特性の醸成に努めています。このことが、ピュアをピュアたらしめているのだと私は考えています。」

このような価値観が根付くには、社員がそれぞれの個性を発揮できる職場環境が重要だとラルフは言います。「私の 22 年強のキャリアのなかで、ピュアは、社員の個性を大切にする企業が存在することを証明してくれました。」その結果、社員が自由に創造力を発揮して可能性の限界に挑戦する文化が育まれています。ラルフはまさにそれを体現しています。

連射 Q&A

Q:テクノロジーが好きなのは聞くまでもないとして、今特に気に入っているガジェットは?

A:iPhone 13 です。特にカメラが秀逸で、すばらしい写真や動画を撮影できます。

Q:最近行った場所は?

A:イリノイ州ブルックフィールドにある、Galloping Ghost Arcade というゲームセンターに行きました。

(動画:レトロ・ゲームの復活についてのラルフとサム・マラチーニの掛け合い談義が止まりません。)

Q:未来について、ピュアまたはその先でやることについて、ワクワクするのは?

A:AI の進歩とデータのフル活用によって起こる変化ですね。変化の一部は、オンライン・ショッピングでのおすすめの表示や、ヘルスケア分野の革新といった形で既に実現されています。AI の活用も増えています。適切に利用されれば、人類全体に大きなメリットをもたらす可能性があります。

Meta の AI スパコン RSC のためのストレージ・パートナーとしてピュアが選択されました >>>

楽しかった思い出をこれからの世代にも

ラルフは、最新テクノロジーの最先端に身を置く一方で、古くて懐かしいものにも価値を見いだしています。これからの世代に残すには少し手当てが必要な、アーケード・ゲームの筐体です。

「子供時代のアーケード・ゲームの思い出を再現したいなら、自分で作ってしまうのが一番だと思います。アーケード・ゲームの壊れた筐体なら、探せば見つかります。何せもう二度と新たに製造されることのないマシンです。それを修復して売るのは楽しいものです。買った人は、これから何年もレトロ・ゲームを楽しめるし、子供たちにも見せられます。」

最新のゲームや VR ヘッドセットにも手を出してはいますが、ラルフが真の情熱を注ぐのは、古いホンモノのゲームを未来の世代に残すことなのです。

「イノベーションの流れを止めることはできません。それでいいと思います。業界にとってもゲームにとっても、イノベーションはよいことです。ただし、レトロ・ゲームには消え去ってほしくありません。ポップ・カルチャーの一部だからです。なんとか歴史を未来に残していきたいですね。」(ラルフ談)

ラルフのストーリーは、ピュアの YouTube チャンネルで視聴できます。ラルフに、CRT か LCD かについて聞いてみるのもよいかもしれません。