認定資格始めました

ピュア・ストレージではいよいよ、SE の方向けの認定資格をリリースしました。かつては Web セミナーにあわせた数問の試験があるだけでしたが、本認定試験、ならびにトレーニングも、少しずつではありますが充実してまいりました。パートナーの皆様にはぜひトライしていただきたく、ご案内いたします。


ピュア・ストレージではいよいよ、SE の方向けの認定資格をリリースしました。かつては Web セミナーにあわせた数問の試験があるだけでしたが、本認定試験、ならびにトレーニングも、少しずつではありますが充実してまいりました。パートナーの皆様にはぜひトライしていただきたく、ご案内いたします。

認定資格の種類

現時点では、パートナー SE(※)の方向けに、次の 3 種類の認定試験がリリースされています。

  • Pure Storage Foundation Certification(基礎認定)
  • Pure Storage FlashArray Architect Professional(FlashArray アーキテクトプロフェッショナル)
  • Pure Storage FlashArray Implementation Professional(FlashArray インプリメンテーションプロフェッショナル)

※ パートナーSE:ピュア・ストレージのパートナー契約済みのインテグレータ様、ディストリビュータ様が該当します。

Pure Storage Foundation Certification は、他の認定資格のベースとなる基礎認定です。まずはこの Pure Storage Foundation Certification で、ピュア・ストレージのポートフォリオや提案ポイントへの理解を深めていただきます。これに合格された方には、Pure Storage FlashArray Architect Professional で構成ポイントを、Pure Storage FlashArray Implementation Professional にてインストールや構成変更のポイントを、それぞれ習得していただくという方針です。

試験合格に向けて学習していただくことで、製品提案から導入作業までの正しい知識を習得できます。また、Pure Storage 認定資格を取得することにより、正しい知識を有していることを証明するという意図があります。

認定試験についての詳細情報

試験情報を掲載した Web ページをご紹介します。試験の手続きと問題は英語のため、日本語と英語の両方のリンクをお知らせします。

各認定試験のための学習ポイントやサンプル問題は、次のガイドに詳しく記載されています。上記ページ内のリンクからアクセスしてご参照ください。

  • 試験ガイド:試験に向けた心得とサンプル問題
  • 学習ガイド:試験範囲の参考書

受験方法

よくあるベンダー資格試験のような試験会場はありません。各受験者の方にクローズドな環境をご準備いただき、ご自身の PC から受験していただきます。

試験官は、PC のカメラを利用してリモートで監視を行います。初めてこの形式で試験を受けられる方は、直前で慌てないように、PC のスペックを事前に確認しておくことをおすすめします。

受験してみました

私南里が実際に認定試験を受験してみました。その経験をお話しします。

Pure Storage Foundation Certification では、FlashArray、FlashBlade などにかかわる製品の特長や、Pure1 の利点、Evergreen サブスクリプションモデルの説明といった点が、ガイドに沿って出題されます。上記でご紹介した学習ガイドを読んでいただくことで、十分に合格が見込めます。

一方、Pure Storage FlashArray Architect Professional と Pure Storage FlashArray Implementation Professional では、試験ガイドにあるサンプルと同等レベルの問題が出題されます。学習ガイドよりも深い内容の問題も出題されますので、これまでに実施したパートナー様向けトレーニングの資料だけでなく、弊社ポータルサイトのナレッジベースなどの資料も読み込むといった学習も必要になります。

ここで、Pure Storage FlashArray Architect Professional 試験ガイドから引用したサンプル問題をひとつご紹介します。

Architect テストガイドより参考問題を抜粋

この問題では、Pure1 の Workload Planner を使って FlashArray の負荷を確認することにより、Windows File Services を稼働させるためのリソースが残っているか否かを判断できることから、「b」が正解となります。

「ピュア・ストレージは操作が簡単だからよかったのに、なぜ試験が必要なのか?」というご指摘をいただくことがあります。認定試験には、お客様へのご提案に向けた事前検討事項など重要なポイントが多く出題されます。Pure Storage 認定資格を取得していただくこと、それを目標に学習をしていただくことが、皆さまのビジネスにきっと役立つと確信しております。

とはいえ、受験費用が 200 ドルと決して安くありません。費用と貴重な時間の節約のために、ぜひ一発合格していただきたいと願っております。

対策講座も始めます

そこで、ピュア・ストレージ・ジャパンでは、本試験を受験されるパートナー様への支援として、試験範囲を網羅した受験対策トレーニングを実施することになりました。日本向けのコンテンツが揃い次第、トレーニング開催のご案内をする予定です。お急ぎの方には、個別に開催いたしますので、ご連絡ください。

Pure Storage 認定資格の取得を通じて、ピュア・ストレージへのご理解をより一層深めていただければ幸いです。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。