デジタル・トランスフォーメーション(DX)は、間違いなく、日本の政府と企業にとって最優先事項です。政府は DX を主要な経済アジェンダとして位置付けており、日本が世界経済における大国であり続けるかどうかは、その実行能力にかかっています。

しかし、問題は山積みです。在日米国商工会議所とマッキンゼー・アンド・カンパニージャパンが共同で作成した最近のレポートによると、世界第 3 位の経済大国である日本は、デジタルにおける競争力で 27 位、デジタル人材力で 22 位、スタートアップ・エコシステムの成熟度で 17 位と低迷しているのです。

国の DX を推進する責任は、政府だけにあるべきではありません。私は、数々の日本の大企業の CEO や CIO との会話から、IT インフラストラクチャをモダナイズし、次世代テクノロジーに投資し、ピュア・ストレージがモダン・データ・エクスペリエンスと定義するサービスをそれぞれのお客様、パートナーの皆様、従業員や重要なステークホルダーへ提供するという、皆さんのコミットメントを感じました。

では、モダン・データ・エクスペリエンスとは何であり、それが DX にどのように貢献するのでしょうか。ピュアは 2019 年に、この「モダン・データ・エクスペリエンス」のコンセプトを発表しました。ピュアのモダン・データ・エクスペリエンスは、「テクノロジー変革」「クラウド対応」「最高のエクスペリエンス」という 3 つの柱を中心に構築されています。これらの柱は、企業およびサービス・プロバイダのお客様が最高のエクスペリエンスを提供できるように設計されており、お客様が予期せぬ形でテクノロジーを使用する状況や、仕事以外でどのようにテクノロジーに関わるかなどの深い理解に基づいて開発されました。それぞれの基本的な柱によって、このモダン・データ・エクスペリエンスがどのように実現されるかを見ていきましょう。

テクノロジー変革:データ・サービスのエクスペリエンス

ハードディスクの廃止が進むなか、ピュアは 2009 年の設立以来、テクノロジーにおける革新だけでなく、ビジネス・モデルや支払いモデルおよび、お客様が関わるモバイル管理や予測サービスモデルを考慮して、製品の設計に多層的なアプローチを採用するなど、市場をリードし続けています。

これからもピュアはオンデマンド・データサービスを革新し続け、最新のコンテナ化されたアプリケーションを、製品のサービス化(as a Service)による消費モデル以上に強化していきます。

クラウド対応:統一されたポートフォリオ・エクスペリエンス

ピュアは長年、クラウドは目的ではなく、運用モデルであるという考えにフォーカスし、場所を問わずクラウドの経済性(クラウド・エコノミー)やデータ・ポータビリティを実現できることを実証してきました。また、ピュアは、Portworx により、最新のクラウドネイティブ・アプリケーションを使用したシンプルなマルチクラウドの世界を提供しています。

最高のエクスペリエンス: IT プラクティスの習得およびプランニングにおける最新のエクスペリエンス

これは、私が思うに、常にピュアが競合他社と一線を画している分野です。ベンダーは、「IT プラクティスを新たに学ばなければならないこと」が、イノベーションにおける最大の障壁でありリスクの 1 つであるということを忘れがちです。新しいテクノロジーの構築に長けていても、お客様がベンダー独自の管理スタイルに準拠しなければならない場合があります。ピュアの管理プラットフォームである Pure1 は、セルフサービスによる管理や、AI によるワークロード予測およびプランニングなどの機能をお客様に提供しています。

これらの機能が日本のお客様の DX に貢献し、モダン・データ・エクスペリエンスを提供できると私共は確信しています。また、DX の実現に向け、長期を見据えたソリューションを提供しているため、お客様は導入したテクノロジーの陳腐化を心配する必要はありません。実際のところ、5 年以上前に導入されたストレージ・アレイの 98% は、今も使用されているだけでなく、多くのケースで、最新式にアップグレードされているのです。