シンプルな設定
Pure Storage FlashArray シリーズ(以降 FlashArray)は、2011 年の発売以来 6 年が経過し、現在では 3,000 社を超えるお客様にご購入いただいております。FlashArray を各社様にご購入いただいた理由の一つは、ブロックストレージ製品でありながら設定がシンプルであることです。 今回は、このシンプルさを理解していただくために、製品が届いてからホストに SAN ボリュームを割り当てるまでの手順をご説明します。
FlashArray の設置
まずは FlashArray の設置です。手順を以下に示します。実際には、同梱されている Quick Installation Guide を参照しながら設置を行っていただくことになりますが、作業は 1 時間足らずで完了するでしょう。なお、設置に必要なプラスドライバとトルクスドライバは、FlashArray に同梱されているため、ご準備は不要です。
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- 開梱
- レールキットの取り付け
- 本体のマウント
- FlashModule の挿入
- ホスト間ケーブル、レプリケーションケーブル、管理ケーブルの接続
- 拡張シェルフの開梱と設置
- ベゼルの取り付け
- 電源ケーブル接続による電源投入
- コントローラでの確認
FlashArray の設定
次に、管理画面からの作業です。
1. 管理画面へのログイン
ブラウザで管理 IP にアクセスし,pureuser としてログインします。
図1 – ログイン画面
2. ボリュームの作成
10T の Volume1 を作成します。
図2 – ボリュームの作成
3. ホストの作成とボリュームの割り当て
iSCSI 接続の ESX01 ホストを作成し、Volume1 を割り当てます。
図3 – ホストの作成
図4 – Port の作成
図5 – ボリュームの接続
以上で割り当てが完了します。あとは、ホスト側でのストレージ設定を行うことで利用可能となります。
たったこれだけのステップで、 FlashArray の設置・設定は完了です。FlashArray では、ハードウェア RAID の設定や、重複排除、圧縮、暗号化のオンオフなどの設定の必要はありません。